こんにちは。
アカマイコンサルタントのたくです。
今日はハワイでキッチンカーを考えている方に私の経験(計3台を保有、運営経験あり)をもとに
お話しをしたいと思います。
ハワイではランチワゴンやフードトラックという名称が一般的ですのでここではフードトラックとします。
正直、結論からいうとフードトラックにはリスクはほぼないといっても過言ではないです。
もちろん経済情勢にも多少左右される部分はあります。
ここでの経済情勢とはフードトラックが万が一失敗した、人材を確保できないなどの状況に陥った場合、
転売ができない可能性がある、という意味です。
ただし、幸いな事にハワイにはカリフォルニアなどのアメリカ本土と異なり、トラック自体もハワイでは作られていない場合が多く
ほとんどは本土や中国からの輸入に頼っています。
なので、本土に比べて販売価格が多少高めなのと、同時に輸入となればそれなりに時間を要します。
輸入期間、外装や内装を考えると3か月程度は最低見た方がいいでしょう。
その点、転売されているフードトラックを購入し、内装や外装をいじるだけならどうでしょうか?
1月もあれば開店まで漕ぎつけることも可能です。
この方法で私自身、思いついたらすぐに中古のトラックを探し、購入
備品(冷蔵庫やテーブル、水道、電気など)の設置は知り合いの業者に発注(約10日の作業期間)
その間に自分で看板やメニューの作成、外装やデザインも手作りで行ってきました。
その後は、保健所の許可を申請(私は3ー4日で取得しましたが通常は7日以内に取得可)
家族経営や一人で運営可能であれば、雇用に悩む必要もなく好きな場所で始められます。
私の場合は雇用を安定させるのにやはり1ヵ月はかかりました。
理由としては、まだ売れてもいない、無名のフードトラックが急に売り上げを上げることは
簡単ではありません。(場所によります)
通常、アメリカでは時給+チップでの雇用になり、お客様が来なければチップも少なくなるので
よほど夢を与えてあげない限り、スタッフさんのモチベーションを維持できません。
なので、雇用をして運営するのであれば、しっかりした場所の選定、マーケティングが当然不可欠になります。
話は変わりますが、
ではなぜ、フードトラック運営にはリスクがほとんどないのかというと以下の点があるからです。
1.場所は当たるまで何度でも変更、移動ができる
2.メニューやコンセプトも場所を変えれば新しい業態として認識される
※レストランはこれが簡単にはできませんよね
変更すると、苦肉の策が見え見えでお客様の期待値は最初から低いです。
3.ハワイでは買取価格と同額程度で転売できるチャンスがある。
※得にこのコロナ禍の場合、店舗よりフードトラックをという要望も増えてきています。
4. レストラン運営と違い、投資価格は圧倒的に低く済みます。
念のため、、私が会社設立後すぐに運営して転売したトラックの初期投資費用は(人件費以外)2万ドル程度で済んでいます。
※売れなくなって転売したわけではなく、かなり売れていたため、トラック代にプレミアム価格がつきました。
この費用でレストランの契約に至りました。
以上の点から、飲食は、トラックでも難しいのではなど色々と考え込む方もいらっしゃると思いますが
個人的には、思い立ったらやってみましょうが正解かと思います。
最後に、アカマイコンサルタントではフードトラックの検索、改造手配
場所の提案(私自身が今でも2台運営していますので、ブローカーとのコネクションがあります)
※こちらはトラックの購入や改造が決定している場合に限ります。
保健所申請手続きまでをサポートさせていただいております。
日本からのE2、投資ビザ取得に関しては、フードトラックのみだと、投資額が見合わず難しいケースもありますので
併せて事業内容の見直しが必要かと思います。
尚、飲食店開店に向けたコンサルタントとはいっても費用はほとんど、業者から発生するコミッションになりますので
安心して、お問い合わせいただければ幸いです。
では、今日もご購読ありがとうございます。
詳しくは、アカマイコンサルタント にて検索してみてください。